甘みと酸味のバランスが良いりんご
つがるは、ゴールデンデリシャスと紅玉を交配して誕生したりんごです。そして、サンつがる名前の由来は、SUN(太陽)+つがる。つまり、つがるを無袋で栽培したことにあります。
太陽の光をたっぷりと浴びることで、一段と味が濃厚になるのです。
実の大きさは250〜300gほどで、果肉は固めで果汁もたっぷり。シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。糖度は13〜14度ほどで
甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。表面がベタベタしていることもありますが、りんご自身が作りだしたロウ物質で完熟した証です。
長野県では8月中旬〜9月下旬にかけて出荷される早生品種であり、
信州りんごのシーズン開幕を告げるりんごでもあります。
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスですが、皮の部分にはポリフェノールなどが含まれているので、皮ごと食べることも意識しましょう。
保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。