香りが高く果汁がたっぷりなぶどう
ナイアガラ(ナイヤガラ)は、コンコードとキャサディを交配させて作られたアメリカ原産のぶどうです。日本には1893年(明治26年)頃に導入されました。
寒さに強い品種なので、主に冷涼な地域で栽培されています。
強い香りが特徴で、香りが強いほど粒の色も黄色くなり、甘みも増します。
果肉は柔らかく果汁が多く、糖度は16〜20度以上と高いです。口に入れると甘い香りが広がり、
やわらかい果肉からは果汁が溢れ出し、ぶどうのおいしさが口いっぱいに広がります。
果皮についた白い粉(ブルーム)は、ぶどうの鮮度を保つ役割があります。食べる直前に洗ってください。
保存する場合は、新聞紙に包んだりビニール袋に入れたりして、冷蔵庫の野菜室で保管してください。日持ちしない品種なので、早めに食べきることをおすすめします。