甘さが際立つスイートなネクタリン
晶光(しょうこう)は反田ネクタリンとインデペンデンスを交配して1984(昭和59)年に生まれたネクタリンで、7月下旬〜8月上旬にかけて成熟する品種です。栽培量が少ないため、とても短い期間しか出まわりません。
ネクタリンはすもも(バラ科サクラ属)にも似ていますが、バラ科モモ属の果実であり
ももの一種です。ももと比べると果肉がしっかりしており、酸味があるので甘酸っぱい味なのが特徴です。
晶光は適度な酸味とまったりとした甘さが両立した
“これぞネクタリン”といった味わいです。糖度は13度ほどで、果汁もたっぷりありとてもジューシーです。ももと違い果皮には毛がないので丸かじりもできます。
果皮は赤く果肉は白色で、採りたての果実では固い食感が、熟してくると柔らかい食感が楽しめます。触った時に少しやわらかく感じたら食べ頃です。食べる直前に冷やすといいでしょう。
保存する場合は、乾燥させないようにラップなどに包んで冷蔵庫の野菜室で保管します。熟したネクタリンはあまり日持ちしませんので、早めにお召し上がりください。