甘みと酸味のバランスがよい黄色いりんご
シナノゴールドは、ゴールデンデリシャスと千秋(せんしゅう)を交配して誕生した長野県生まれのりんごで、1999(平成11)年に品種登録されました。
パリッとした硬めの食感で果汁が多く、
甘みと酸味のバランスがよいのが特徴。平均糖度は14〜15度ほどで、その濃厚な味わいは
海外でも高評価を受けています。
大きさは350g前後と大きく、果皮は黄緑色から
実が熟すとこで鮮やかな黄色へと変化していきます。果肉がやや硬いため
加熱調理にも適しており、アップルパイなどにも利用されています。
食べ方
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスですが、皮の部分にはポリフェノールなどが含まれているので、
皮ごと食べることも意識しましょう。
ぼけ(※歯ごたえがなくなり味がぼやけること→生産地である長野県の方言)にくく、
日持ちのよいりんごです。保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。