霜降り状に蜜が入る果汁たっぷりのりんご
あいかの香りは、長野県長野市の藤巻農園で誕生したりんごで、2001(平成13)年に品種登録されました。名前の由来は、農園経営者の
愛娘の名前から名付けられたそうです。
ふじとつがるを掛け合わせた品種で、やや硬い食感の果肉には
果汁もたっぷり。平均糖度は14度ほどで、さわやかな甘みとほんのりとした酸味を感じます。
蜜は果実全体に霜降り状に入ります(気象条件によって異なります)
実の大きさは450〜650gくらいの大玉が多く、形はやや縦長で果皮の色は黄緑色の地色に、赤色が縞状に色づきます。
食べ方
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスですが、皮の部分にはポリフェノールなどが含まれているので、皮ごと食べることも意識しましょう。
日持ちのよいりんごですが、蜜が多く入っているものは、貯蔵性が落ちるので注意が必要です。保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。