みずみずしい果肉と爽やかな甘さ!
いよかんは日本列島の在来種の柑橘類で、タンゴール(みかん類とオレンジ類を掛け合わせたものの総称)の1種で、カイコウカン(海紅柑)とダンシー(大紅みかん)の交配種です。
山口県原産で、現在は主に愛媛県で生産されています。
愛媛県内で全体の9割以上で栽培されている「宮内いよかん」という品種を3月までじっくり熟成させ、糖度11.5度以上の高品質なものを「弥生紅」と呼びます。
大きさはみかんよりも少し大きいサイズで、果肉はジューシーで甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。果皮は手でむけますが、袋(じょうのう膜)は厚めなので、1つずつむいて果肉だけ食べるとよいでしょう。
保存する場合は、直射日光を避けて風通しがよい涼しい場所で保存しましょう。 冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しないよう袋などに入れてから野菜室で保存するのがおすすめです。