長野県生まれの大玉あんず
信州大実は、長野県生まれの大玉のあんずで、「新潟大実」と「アーリーオレンジ」を交配して生まれた品種です。
果実は橙黄色で繊維が少なく、香りが強いあんずです。1粒約80〜100gと実が大きいことが特徴です。肉質が良く果汁も多めで、甘さもほど良いため、
追熟させて生で食べることもできます。
生で食べる場合は、オレンジ色〜赤色で柔らかくなり、芳香がしてきたら
食べごろのサインです。冷蔵庫で冷やし、洗って皮ごと丸かじりすると、あんずそのもののおいしさを堪能できます。
加工する場合は、二つ割りにしてシロップ漬けや砂糖漬け、ジャム作りにもおすすめです。また、お菓子作りにも向いています。
あんずは常温のまま置いておくと、追熟して柔らかくなっていきます。少しでも長持ちさせたい場合は、ある程度オレンジ色になってから、かたさが残った状態で冷蔵庫の野菜室に入れましょう。