もっちりホクホク!とろける甘さ
安納芋は鹿児島県南部にある「種子島」の安納地区を中心として栽培されているサツマイモの一種です。
かつて第二次世界大戦中、インドネシアのスマトラ島から帰還した兵士が種子島に現地の芋を持ち帰り、安納地域で栽培するようになったのがはじまりだといわれています。
もっちりホクホクした食感と
糖度の高さが特徴の安穏芋は9〜12月頃に収穫され、追熟させることでさらに糖度が増しより味わい深くなります。
また、
βカロテンをたくさん含んでいるため果肉は赤っぽいオレンジ色をしており、加熱すると濃い黄色に変化します。
安納芋は70℃前後でゆっくりと加熱することで甘みが最大限に引き出されます。焼き芋はもちろんのこと、ふかし芋、スイートポテト、干し芋などさまざまな調理法で楽しむことができます。
保存する場合は冷蔵庫には入れず、12〜15度程度の冷暗室で保管するといいでしょう。