濃厚でジューシーな夏りんご
シナノリップは、千秋(せんしゅう)とシナノレッドを交配して誕生した長野県生まれのりんごで、2018(平成30)年に品種登録されました。
ほどよい甘みと酸味のバランスが絶妙で
濃厚な味わいの夏りんごです。平均糖度は14〜15度ほどあり、シャキシャキとした歯ごたえのある果肉は果汁も多くとてもジューシーです。
長野県内でのみ栽培が認められており、8月中旬頃から出荷可能な上質な早生りんごとして、出荷量も増加中です。大きさは300g前後で、表面の色は地色が黄色で、夏の日差しの中でも徐々に赤く色づいていきます。
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスですが、皮の部分にはポリフェノールなどが含まれているので、皮ごと食べることも意識しましょう。鮮度が高いものは身がしまっており、爽快な食感を堪能することができます。
保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。