濃厚な甘さと芳醇な香りを持つ
クイーンニーナは安芸津20号と安芸クイーンを親に持つぶどうで、2011(平成23)年に品種登録された新しい品種です。
大粒の赤系ぶどうで、
酸味や渋みがほとんどなく糖度は21度程度と圧倒的な甘みが特徴です。長野県では基本的に種なしで栽培されており9月中旬〜10月中旬に旬を迎えます。
果皮は美しい赤色で、果肉がしっかりとしているので噛み応えもあります。果汁もたっぷりでとてもジューシー。
濃厚な甘さと芳醇な香りは口の中にさわやかで優しい余韻を残します。
果皮についた白い粉(ブルーム)は、ぶどうの鮮度を保つ役割を持つため、食べる直前に洗い流してください。
冷やしすぎると甘さを感じにくくなるので、食べる2〜3時間前に冷やすといいでしょう。
保存する場合は、新聞紙に包むかビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管します。また、房から実を一粒ずつカットすることで、冷凍保存することも可能です。この時、軸を実の方に少し残してカットするのがポイントです。密閉容器などに入れて冷凍保存したぶどうは、食べる分だけ取り出して水洗いするとシャーベット状で楽しむことができます。