独特な香りとほろ苦さが特徴
雪が溶けはじめるころに芽を出す
フキノトウは、フキの花のことであり春の訪れを告げる山菜です。全国各地に自生しており、地方によって収穫できる時期がかなり異なります。
古くから食用されており、
独特な香りとほろ苦さが特徴。文字通り“春の味覚”として、山菜シーズンの幕開けを告げる存在として親しまれています。
定番の食べ方は、なんといっても天ぷらです。下茹でする必要はなく水で洗ってゴミを取り除き、つぼみのまわりのガクを広げてからじっくりと揚げます。
“ふき味噌”にするのもオススメ。下ゆでしてから、みじん切りにして油で炒めます。味噌、みりん、砂糖を加えて、弱火で煮詰め水分を飛ばしたらできあがりです。
保存する場合は、新聞紙に包み穴を空けたビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管します。日持ちしない食材なので、新鮮なうちに食べきってしまいましょう。