さわやかな酸味とほのかな甘みが絶妙
シナノドルチェは、ゴールデンデリシャスと千秋(せんしゅう)を交配して誕生した長野県生まれのりんごで、2005(平成17)年に品種登録されました。
シャキシャキとした歯ごたえのある果肉と、ほどよい酸味が特徴的で、蜜は入りませんが平均糖度は15度ほど。
甘さ、酸味、香り、食感のバランスが絶妙で果汁もたっぷりです。
大きさは300g前後でやや縦長の形をしており、見かけよりも重量感があります。皮ちなみに名前の由来は、シナノ=信濃(長野県の旧国名)と、ドルチェ=dolce(イタリア語でデザートの意味)という言葉を組み合わせて名付けられました。
皮をむいて、くし形にカットして食べるのがオーソドックスですが、皮の部分にはポリフェノールなどが含まれているので、皮ごと食べることも意識しましょう。鮮度が高いものは身がしまっており、
爽快な食感を堪能することができます。
保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。