ニューヨーク生まれのぶどう
スチューベンはアメリカ・ニューヨーク生まれのぶどうで、日本には1952(昭和27)年頃に導入されました。
このぶどうは暖かい地方での栽培には向かず、日本ではニューヨークと同じくらいの緯度である、東北地方を中心に寒冷な地域で栽培されています。
糖度が非常に高く酸味が少ないぶどうなので、甘みを強く感じます。糖度は20〜22度ほどで、香りも高くとてもジューシーで日持ちがよいのも特徴です。
水洗いをして、皮ごと口に含んで実をしぼりだすように食べるといいでしょう。種ごと食べることができます。
房の肩の実のほうが甘みが強いので、房の下側から食べ進めると最後までおいしく食べることができます。
食べきれない場合は、新聞紙に包むかビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。