さわやかな酸味とほのかな甘みが絶妙
紅玉(こうぎょく)は、アメリカ原産の品種で、日本では明治時代から栽培されている歴史のあるりんごです。甘いりんごが主流である現代、
さわやかな酸味とほのかな甘みで根強い人気を誇ります。
大きさは200g前後と小ぶりで、果皮の色は光沢のある濃い紅色。完熟した紅玉はワックス成分が果皮に分泌されており、布で拭くとピカピカに輝きます。
果肉がしっかりしており、加熱することで甘みと風味が増すことから
調理用のりんごとしても大人気。紅玉を使ったアップルパイやタルト、焼きリンゴは絶品です。
紅玉の特徴である、さわやかな酸味を味わうには
新鮮なうちに生で味わうのが一番。皮をむいてくし形にカットしてもいいですが、まるかじりするとあふれ出す豊富な果汁を堪能できます。
日持ちがあまりよくない品種です。保存する場合は、1個づつ新聞紙で包んでから、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。