ほのかな酸味とさわやかな甘み
ラフランスは、西洋なしの代表的な品種のひとつで、1864年にフランスで発見され、明治時代に日本に伝わりました。ごつごつとした形で大きさは250〜300gほど。果皮の色は茶色が混じった黄緑色です。
熟した果肉は緻密で果汁もたっぷり。やわらかくなめらかな食感で、
ほのかな酸味とさわやかな甘みのバランスは絶妙。上品な味わいを堪能できます。
果実が熟していない場合は、食べ頃になるまで室温で
追熟(収穫後、一定期間置くことで、甘さを増したり果肉を柔らかくすること)します。
ラフランスは熟しても果皮の色があまり変わらないため、軸まわりを指で押してみましょう。柔らかくなっていたら食べ頃です。冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やすといっそうおいしく頂けます。
完熟すると日持ちしないため、2〜3日中に食べるようにしてください。保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。