甘みと酸味のバランスが絶妙!
幸水(こうすい)は、日本で栽培されるなしの40%以上を占める代表的な品種です。甘さの中にほどよい酸味があり果汁も豊富なので、
長年にわたって高い人気を得ています。
赤なしの菊水と青なしの早生幸蔵を交配した品種で、果実の大きさは250〜300gくらい。果皮の色はシーズン前半はやや緑がかっており、最盛期には褐色のものが増えてきます。
収穫時期は8月上旬〜9月上旬頃。幸水は暑い時期に出荷され、日持ちもあまりいい方ではないので、早めに食べることをオススメします。
皮をむいて、くし形にカットして食べるのが一般的です。食べる1〜2時間前に冷やすと、
なし本来の甘さをご堪能頂けます。
保存する場合は、新聞紙で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するといいでしょう。
なしは“ヘタ”から呼吸しているので、おしりを上に向けて保存することでより長く鮮度を保つことができます。