甘酸っぱくてとてもジューシー
大石早生(おおいしわせ)は、日本で一番多く栽培されている福島県生まれのすもも(プラム)で、1952(昭和27)年に品種登録されました、名前は育成者である大石俊雄氏に由来します。
すももの中では早い時期に出まわる早生品種で、果肉の色は黄色。果皮の地色は黄緑色で、樹上で熟したり収穫後に追熟することで
濃い赤色となり完熟します。
果実の大きさは50〜60gで、お尻が少しとがっています。熟した状態の果肉はとても柔らかくてジューシー。
甘みの中にしっかりと酸味があるさわやかな味わいです。
黄緑色が目立つもぎたての状態では酸味が強めなので、状態を確認しながら
追熟して酸味を抜いて食べるといいでしょう。果皮の赤味が強くなり香りが立ってきたら食べ頃です。
保存する場合は、水分が抜けないように注意しましょう。新聞紙などに包んで冷蔵庫で保管します。また、完熟したすももは日持ちしないので早めに食べきってしまいましょう。