適度な酸味と濃厚な甘みを持つ晩成種
秀峰(しゅうほう)は、長野県上田市生まれのネクタリンで、8月下旬〜9月中旬にかけて成熟する晩成種です。
ネクタリンはすもも(バラ科サクラ属)にも似ていますが、バラ科モモ属の果実であり
ももの一種です。ももと比べると果肉がしっかりしており、酸味があり甘酸っぱい味が特徴です。
秀峰の糖度は12〜13度ほどあり、甘みたっぷりなのが特徴です。
酸味もしっかりとありますが、甘みとのバランスが絶妙です。果肉には密度があり食べ応えもじゅうぶん。果汁もたっぷりでとてもジューシーです。
果皮は赤く果肉は黄色で、種のまわりは赤く色づいています。採りたての果実では固い食感が、熟してくると柔らかい食感が楽しめます。触った時に
少しやわらかく感じたら食べ頃です。食べる直前に冷やすといいでしょう。
保存する場合は、乾燥させないようにラップなどに包んで冷蔵庫の野菜室で保管します。熟したネクタリンはあまり日持ちしませんので、早めにお召し上がりください。